「緊張しないために大事なこと」
生活していると、緊張しそうな場面にたくさん出くわす。
たくさんの人前でいきなり挨拶することを求められたり、会議の司会をすることになったり。私もそんな時は、とても緊張したものだ。
時には赤面して、額からは汗がしたたり落ちるほどになったこともある。緊張すまいと思えば思うほど緊張が増し、とても恥ずかしい思いをしたことを思い出す。
では、どうしたら緊張感を減らし、自分の想いをうまく伝えられるようになるのだろうか。大事なことは、緊張するかどうかを気にしないことである。緊張すまいと思うと、どうしても自分の方に意識が向かってしまう。すると、どんどん敏感になり、緊張感も増してしまう。
そうならないためには、意識を必要なところに向けることである。挨拶やスピーチをしないといけないなら、その話の中身に意識を持っていくのである。
いい話をしようと、全神経を話の中身に集中する。そうすることで、逆に余計な事には気が向かわなくなる。大事なことは緊張するかどうかではなく、いい話をすることである。そのためには、話の中身に全神経を向けるようにすればいいのである。そうすることで、緊張感も減少し、自分の思いも伝えることができるようになる。
反対に、リラックスして緊張しないようになってから、話をしようとすると失敗する。私はこんなことに気づくまでに長い時間かかってしまった。
少しでも多くの人が、緊張感の少ない楽しい時間を過ごせればと思って書くことにしました。