「勉強のやり方がわからない人へ」
今回は、基本的な勉強の仕方について教えます。
私が生徒に進めていた、成績を向上させるための勉強の仕方です。
まず勉強が苦手で基本的な事項の理解ができていない人は、学校の教科書やワークの見直しをしましょう。
大事なことは、1冊の問題集を徹底的にやるということです。
間違えたところは必ずチェックをして、繰り返しやりましょう。
そして、最終的にできるようにすることが大事です。
というのも、1度や2度やった程度では記憶が定着しません。何回も繰り返すことで初めてできるようになるので、ここをおろそかにしてはいけません。
1冊の問題集に絞るというのも、できなかった問題を何回も繰り返すためです。
色々な問題集を1回ずつやっても、しばらくするとほとんど忘れてしまって、成績を上げることに繋がりません。
さらに、どの問題集も同じような問題で構成されていますので、いろいろな問題集をやっても、できている問題は同じだったりします。
もちろん、間違えているところも同じような傾向の問題だったりします。
大事なことは、できなかった問題をできるようにすることです。
ですから、できなかった問題に集中して取り組みましょう。
できなかった問題ができるようになった時初めて、あなたの実力がアップしたといえるのですから。
そのために大事なことが、もう一つあります。
それは、一つのことに時間をかけすぎないということです。
例えば、英語の単語を覚えるのに、1時間かけて丁寧に1回で覚えようとするよりは、20分ずつ3回やった方が記憶として残っていきやすいです。
どんなに丁寧にやっても、時間が経つと忘れてしまうのです。
ところが、同じことを2回やると、忘れにくくなります。3回 すると、もっと忘れにくくなります。
つまり、 1回にかける時間を短くして回数を多くする方が、記憶に残りやすいのです。結果として、記憶が定着することにつながっていきます。
特に覚える教科の場合は、時間をかけすぎないで、回数を多くすることが大事です。