「不安障害に、どう対処したらいいのか」
最近悩み相談の欄を見ていると、コロナに関するものがとても多いことに気づく。
「もし新型コロナに感染してしまったら、どうしよう。そう考えると、とても不安になり、体が冷たくなって、眠れなくなる」と。
でも、実際にはまだ感染していないのに。
それなのに、本当に感染してしまったかのような体の不調を訴えている人がとても多いことに気づく。
原因は、その人たちのものの考え方にある。
人間は悪い事が起きた時のことを考えると、体が本当にそのように反応してしまう。
かかってもいないのに、コロナに感染したかのような体の反応が出てしまう。息苦しくなり、不安で不安で眠れなくなってしまう。
でも、実際には感染なんてしていない。
原因は、その人のものの考え方にある。悪い事を考え続けていれば、人間は誰だって不安になる。不安になっている原因は、自分のものの考え方に原因があるということを知ることである。自分で自分自身を脅すようなことをしているからこそ、自分が不安になっているんだ、と気づく事である。
そして不安にならないためには、物事を勝手に悪く考えることをやめ、目の前のしないといけないことに集中することである。悪い空想ばかりしていないで、現実に目を向ければ、きっと不安は大幅に減少するはずである。そうすれば、不安のとりこになることになることもなくなる。